風邪だと思ったら花粉症!?そんな体験をしたことはありませんか?花粉症患者の多くは最初は風邪だと思っていたなんて話をよく聞きます。しかしじっくり見てみれば花粉症と風邪にも見分け方があるのです。

花粉症の症状は風邪より辛い!?

花粉症とフルーツアレルギーの因果関係とは

フルーツ

春先のスギやヒノキ、夏場のカモガヤやカナムグラ、秋のヨモギやブタクサなどの花粉症によって、クシャミや鼻水、目が痒いといった反応に悩まされている人は、今や日本人の3人から4人に1人の割合と言われ、しかも年々増加しています。
花粉症患者のなかには、特定の野菜やフルーツを摂取することによって、唇や口の中、喉などにイガイガした不快感や痒みを訴える人がいます。
これは口腔アレルギー症候群と呼ばれるもので、花粉症患者のうち10人に1人の割合で発症すると言われており、花粉症との密接な因果関係が取り沙汰されています。

口腔アレルギー症候群の主な反応としては、新鮮な生の野菜やフルーツを摂取したときに唇や口の中や喉の奥に違和感や痒みを感じ、それが高じると腫れが生じて閉塞感まで感じるといったものがあります。
ひどい場合には、花粉症のさなかのような急激な鼻水が出たり、結膜が充血し、咳や喘息、呼吸困難、腹痛や下痢、じんましんなどを引き起こすこともあります。
さらに深刻なケースとしては、血圧が急激に低下して意識を失うアナフィラキシーショックなど、命の危険を伴うショック状態に陥る恐れもあります。

花粉症と口腔アレルギー症候群との間で取り沙汰されている因果関係として一番の根幹にあるのは、双方が植物に由来するアレルギーということです。
特定の野菜やフルーツに含まれるアレルゲンの構造は、花粉症を引き起こす花粉のアレルゲンの構造とよく似ていることから、特定の野菜やフルーツを摂取することで、花粉が侵入してきたと身体が勘違いし、体内で作られているIgE抗体と反応してアレルギーを引き起こします。

因果関係が注目されている主なものでは、イネ科の植物やブタクサなどにアレルギーのある人は、メロンやスイカなどに反応し、ハンノキやシラカバにアレルギーのある人は、りんご、桃、サクランボなどでアレルギーが出やすいと言われています。
ゴム手袋をはめることで皮膚が赤くなってしまうラテックスアレルギーの人では、アボカドや栗、バナナなどを摂取することでアレルギーを起こしやすくなります。

りんごを食べて目が痒くなった時の対策

りんごは、病気や体調不良で食欲が落ちている時でも、すりおろしたものなどを摂取して手軽に栄養が摂れる重宝なフルーツです。
そのりんごを食べて口の中やのど、目が痒いなどの反応が出てしまうと、体調不良の時などは、ダメージが倍増してしまいます。
何か対策を立てて、りんごを食べ続けることができるようにしたいものですが、既にアレルギーが出てしまっている場合、残念ながら、簡単にできる対策はありません。

りんごが大好きなフルーツだった場合、ショックが大きいものがありますが、現にアレルギー反応が出てしまっているのであれば、ただ避けるしか方法がなく、花粉症対策でも言われるヨーグルトなどを摂取して行う体質改善を試みるにしても、すぐに結果が出せるものではありません。
ヨーグルトにしても、乳製品アレルギーが少なくない日本人にとっては相性が良くない方法と言われている面もあり、口腔アレルギー症候群が出てしまっている人は、一般的に言われている改善法を試すにしても、万事、用心して行うことが大事です。

口腔アレルギー症候群とは言え、好きだったフルーツをすべて諦めるというのは、ストレスの原因にもなりますので、既にアレルギー反応が出てしまったものは別として、現状において大丈夫なフルーツも、旬だからといって一定期間に多く摂取することは避けて、数日おきに、少しずつ摂るようにししたほうが無難です。

アレルギー反応が大変強く出てしまっている場合は完全に避けた方が安全ですが、生の新鮮なフルーツでなければ、激烈な反応が避けられることがあります。
りんごの場合も、生のものでアレルギー反応が出てしまっている場合も、焼きりんごや煮りんご、ジャムなど、いったん加熱されているものはアレルゲンが変化することで、アレルギーが起こらないこともあります。
とは言え、健康を守るためには、いったん反応が出てしまった食品は避けるというのが、最も有効な対策となります。

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