風邪だと思ったら花粉症!?そんな体験をしたことはありませんか?花粉症患者の多くは最初は風邪だと思っていたなんて話をよく聞きます。しかしじっくり見てみれば花粉症と風邪にも見分け方があるのです。

花粉症の症状は風邪より辛い!?

ヒノキ花粉の花粉症症状が出る時期はいつ?

ヒノキ花粉

毎年春先の時期になると、スギと共にヒノキ花粉症に悩まされる方が大勢います。
ヒノキ花粉症の症状はくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目の痒みや充血など、スギ花粉症とよく似ていますが、目に症状が出やすい傾向がみられます。

ヒノキの人工林はスギに次いで多く、日本の国土全体の森林の中で約10%もの面積を占めるほどです。
かつてスギやヒノキは安価な木材として大量に植林され、今でも家具や建材などに多く用いられています。
ヒノキの人工林は東北から九州にかけて分布しているため、開花時期になると日本の広い地域で大量の花粉が飛散します。
ちなみに北海道と沖縄地方にはヒノキの人工林はありませんが、北海道には自然林が存在するので花粉は飛散します。

ヒノキの花粉が飛散する開花時期はスギよりも遅く、地域によって異なります。
北海道地方であれば4月下旬~6月末、東北地方は3月中旬~5月中旬、関東地方は1月下旬~7月上旬、東海地方は3月下旬~5月下旬、関西地方は1月下旬~5月末、九州地方は3月初旬~5月下旬頃です。
本州では4月前半に飛散のピークを迎えるため、スギ花粉症の時期と重なっています。
東海地方では3月に入ると突然大量の花粉が飛散するので注意が必要です。
特に関東地方と関西地方は花粉の飛散時期が長く、スギや他の植物の花粉症を発症する時期と重なっています。

一部の地域では、ヒノキの開花時期は梅雨の時期と重なります。
特に関東地方では梅雨明け(7月上旬)まで開花時期が続くため、梅雨の間も花粉が飛散しています。
雨の降り始めの頃は空中を舞っていた花粉が地上に降りてくるため、花粉症の症状が出やすくなります。

ヒノキの開花時期はスギと重なっているため、春先から初夏にかけての時期になると両方の症状が出る場合があります。
ヒノキの開花時期はスギよりも短いのですが、ピークの時期になると短期間に大量の花粉が飛散するという特徴があります。
このため、短期間の間に重篤な症状が出る人もいます。

ヒノキ花粉に効果がある花粉症対策!

ヒノキ花粉症の特徴は、鼻以外にも目や皮膚に症状が出る傾向がある事です。
このため、ヒノキ花粉症の対策方法は、鼻だけではなく目や皮膚に花粉が触れないようにすることです。
花粉との接触を避けるために、日中はなるべく外出を控えるようにしましょう。
どうしても外出しなければならない場合には、マスクだけでなく花粉用のゴーグルを着用すると良いでしょう。
外出時から帰宅した際は、洗眼をして目の周りに付着した花粉を洗い流すようにします。

室内に花粉が侵入しないようにすることも、効果的な花粉症対策になります。
布団や洗濯物は屋内に持ち込む前に花粉をはたいたり、帰宅時には屋内に入る前に衣服に付着している花粉を落とすように心がけるようにしましょう。
花粉症を発症していない家族や犬や猫などのペットについても、屋外から屋内に入る際に花粉を落とすようにします。
基本的にヒノキの木材は花粉症とは無関係ですが、新しく作られた家具には製材所で加工する際に花粉が付着している場合があります。
ヒノキの木材を使用した新品の家具を屋内に持ち込む際には、掃除機などで表面に付着した粉を取り除くようにしましょう。

花粉の飛散時期以外にも効果的な花粉症対策があります。
体の免疫が弱っていると、花粉症の症状が重くなりやすくなります。
そのため、普段からストレスや不規則な生活、飲酒・喫煙などを避け、バランスのとれた食事と規則正しい生活を心がけることで免疫を強化すれば、花粉が飛散する時期に症状が軽く済む場合があります。
免疫力を強化するために、発酵食品や野菜を多く摂ると効果的です。

既に花粉症を発症している場合には、入浴時に低めの温度で長めに入浴して体内の血行を良くすることで、症状をある程度緩和することができます。
花粉が飛散していない夜間に、屋外で軽い運動をすることも花粉症対策になります。

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